マイホームの選択肢の一つとして、分譲マンションをお考えの方も多いでしょう。
分譲マンションとはマンションの一部屋を購入することで、一戸建てや賃貸マンションと比較してさまざまなメリットがあります。
今回は分譲マンションの購入をご検討中の方に向けて「分譲マンションとは?」をテーマにメリットや相場についてご紹介します。
分譲マンションとは?どんなメリットがある?
分譲とは分割譲渡の略で、一棟のマンションを部屋ごとに分割して販売している不動産は分譲マンションを呼ばれます。
分譲マンションはマイホームとして購入されている方が多く、賃貸マンションと比較して設備や共用スペースのグレードが高いことが特徴です。
また購入した部屋は好きにリフォームしたり、売却したり賃貸に出すことも可能です。
分譲マンションのメリットは、宅配ボックスやオートロック、食器洗い乾燥機などの設備が充実しているところです。
ゲストルームやパーティールーム、ジムなどがついている分譲マンションもあり、ラグジュアリーな暮らしが味わえます。
賃貸マンションと比較して構造などもしっかりしており、騒音に悩まされるリスクも少ないでしょう。
近隣住民もマイホームとして長く住むことを前提とされている方がほとんどなので、マナーやルールも守られる傾向にあります。
分譲マンションは駅近などの利便性の高い立地であることが多く、一戸建てと比較して転居のために売却がしやすいところもポイントです。
月々の返済はどのくらい?分譲マンションの相場とは?
現在分譲マンションの相場とはどのくらいなのでしょう。
2019年のデータでは、分譲マンションの平均価格は全国で4,787万円です。
なおこのデータでは首都圏が突出しており、近畿圏では3,866万円になっています。
これらはあくまでも平均価格ですので、住みたいエリアの分譲マンションの相場を事前に調べておくと予算が立てやすくなります。
また、分譲マンション購入のための予算を考える際には、年収が基準となります。
年収の5倍から7倍を目安として、用意できる頭金などを考慮に入れながら購入予算を考えると良いでしょう。
分譲マンションでは管理費や修繕積立金、駐車代などもを継続的に支払います。
ローン返済に加えて上記の費用を足したものを月々の支払いとしてシミュレーションして、家計を圧迫しないかを考える必要があります。