マイホームは人生のなかでも大きな買い物となるため、購入のタイミングをどのように判断すると良いか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に何歳で不動産購入されているかや、住宅ローンの年齢制限を知ると、ご自身の購入に良い時期を検討する判断材料になります。
今回はマイホーム購入の平均年齢やタイミング、不動産購入における年齢の限界について解説します。
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住宅の種類別に解説!不動産購入の平均年齢は何歳?
マイホームを購入する年齢は、ケースによってさまざまですが、平均年齢はひとつの目安になります。
まずは、住宅の種類別に、何歳で不動産購入されているかの平均年齢について解説します。
注文住宅
国土交通省によると、建て替えを除き、はじめて注文住宅を不動産購入した一次取得の世帯主の平均年齢は、38.9歳です。
はじめて注文住宅を購入した方のうち、約50%が、30代で取得しています。
注文住宅を不動産購入した資金については、自己資金比率が22%です。
はじめて注文住宅を取得したケースに着目すると、40歳を前に収入が落ち着いた世帯が多く、不動産購入されたことがうかがえます。
ちなみに、2回目以上の取得となる二次取得をしたケースでは、世帯主の平均年齢が何歳かを見ると58.9歳で、自己資金比率は49.6%と変化します。
分譲戸建住宅
分譲戸建住宅とは、不動産会社が広い土地に複数の一戸建て住宅を建築して販売する、建売住宅と似たタイプの住宅のことです。
はじめて分譲戸建住宅を不動産購入した世帯主の平均年齢が何歳かについては、37.4歳になります。
注文住宅と共通するポイントとして、約半数が30代で、分譲戸建住宅を取得しています。
また、ほかの住宅の種類をふくめたなかで、若い世代の不動産購入がもっとも多いのが、分譲戸建住宅です。
2回目以上の購入となる二次取得についても、分譲戸建住宅を不動産購入した世帯主が何歳かを見ると、平均年齢は47.6歳となります。
二次取得を含めて若く、半数が30代から40代であることが分譲戸建住宅を購入する方の特徴といえるでしょう。
この傾向から、小さな子どもをもつ家族層に、分譲戸建住宅は人気が高いと考えられます。
分譲マンション
分譲マンションをはじめて購入した世帯主が何歳かを見ると、平均年齢は39.3歳です。
分譲マンションについても、はじめて購入するケースでは、30代の若い世代が多いことがわかります。
二次取得の世帯主の場合は、半数が60歳以上を占めています。
これは、フラットで暮らしやすい分譲マンションが、二次取得の際の選択肢になっていると考えられるためです。
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ライフイベントが好機に!何歳が不動産購入のタイミング?
はじめて不動産購入をしたケースが何歳かに注目すると、30代から40代の若い世代が多い傾向にあることがわかります。
若い世代の不動産購入が多い理由は、この世代のライフイベントが、マイホーム購入を検討する良いきっかけとなりやすいためです。
ここでは、何歳で不動産購入をするかのタイミングについて解説します。
完済年齢からタイミングを決める
不動産購入をする際、住宅ローンを利用されるケースが多いです。
住宅ローンは75歳、もしくは80歳を完済年齢としていることが一般的です。
そのため、住宅ローンの利用を想定しているケースでは、完済年齢からタイミングを検討することができます。
住宅ローンを35年で組んだ場合に何歳で不動産購入が必要かは、45歳です。
あわせて、若いうちに不動産購入をすることは、返済開始のタイミングが早まるため、定年退職後に返済の負担を軽減することにもつながります。
結婚をしたとき
大きなライフイベントのひとつである結婚が、不動産購入の良いタイミングになるケースも少なくありません。
結婚にあわせて不動産購入を進めることにより、毎月かかっている家賃を節約できることはメリットです。
早いうちにマイホームを購入すると、長期の住宅ローンが組めるほかにも、何歳で出産して共働きはどうするかなどの計画も考慮しやすくなります。
子どもの年齢
何歳でマイホーム購入するかを考えるとき、子育て家族の場合、子どもが小学校に入るまでをひとつの目安にするのもおすすめです。
新婚のときは夫婦2人であったところから、子どもが生まれると生活が変わってきます。
そのため、新婚のうちや子どもが生まれたタイミングで、子育てしやすい場所にマイホームを得るのもひとつの考え方です。
学区や保育園、生活利便施設や公園が身近な周辺環境なども、検討することが大切になります。
また、子どもが幼稚園や保育園、小学校に入学するタイミングも、不動産購入を検討するのに良い時期です。
入園や入学をするまえに、マイホームに転居すれば、子どもにとっても転校などの不安がありません。
就職や転職のタイミング
就職や転職、転勤をきっかけに、マイホーム購入される夫婦も多くいらっしゃいます。
近年では、勤続年数が短い場合でも、審査を通過できるケースが多くなっています。
一方で、仕事の変化といった点では、昇給や昇格のタイミングも購入の好機です。
年収があがることにより、資金的な余裕や見通しが立つと、購入も検討しやすくなるでしょう。
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不動産購入の年齢!住宅ローンを利用すると限界は何歳?
家族のためのマイホームを購入するときに、年齢の限界はあるのでしょうか。
不動産購入ができる年齢は、住宅ローンを利用するかによっても変わってきます。
最後に、何歳で不動産購入するかを検討する際に知っておきたい、年齢の限界について解説します。
不動産購入に年齢制限はない
不動産投資を始めるのに、現金で購入をするなら年齢制限はありません。
しかし不動産投資ローンを組んで不動産を購入するのであれば60歳~65歳が年齢の上限と考えていいでしょう。
十分な自己資金を調達でき、住宅ローンの利用が不要なケースでは、90歳でも住宅を取得できます。
ちなみに未成年者の場合でも、親権者の同意を得るか、親権者が法定代理人となることにより、不動産購入が可能になります。
しかし、一括で不動産購入することは、現実的ではない場合がほとんどです。
一般的には住宅ローンを利用して、不動産購入するケースが多いです。
その場合には、年齢制限の限界を考慮する必要が出てきます。
住宅ローン利用の場合の限界
住宅ローンの融資をおこなっている金融機関では、借り入れができる限界の年齢と完済時の年齢を設定しています。
つまり、住宅ローンの借り入れの年齢制限は一般的に70歳未満で、完済時の年齢制限は80歳未満です。
長期にわたって利用できる住宅ローンで、35年返済のローンを組むなら、45歳までの購入が必要になります。
また、住宅ローンを利用する場合には、審査の通過が必須です。
審査では、安定した収入や返済能力、健康状態などが重視されやすい項目といわれています。
勤続年数や収入の安定、健康状態などの面をから考えると、一般的には、35歳から44歳は購入を考える年齢としてひとつの目安です。
もちろん、購入に適した年齢はケースによって異なるため、ご自身の今後のライフプランを考慮して、何歳で購入するかや住宅ローンの返済期間を考えることが大切です。
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まとめ
不動産購入に適した年齢が何歳かは、それぞれのライフイベントから考える方法もひとつです。
結婚や出産、転職や転勤などは、マイホームを得る良いタイミングになりやすいです。
また、住宅ローンの利用から考えると、定年退職後の返済の負担を軽くするためにも、若いうちの購入はおすすめといえます。
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