物件の間取りを見る際、風水を考慮する方もいます。
風水は一見まじないのように思われますが、実際には住みやすい環境を選ぶ際に役立つ自然の理に基づく学問です。
この記事では、風水的に適したマンションの間取りや、すでに購入した物件の運気対策をご紹介します。
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風水的に良いとされるマンションの特徴について
マンションを決めるときは、間取りや駅からのアクセスを考慮するのが一般的です。
しかし風水では、東西南北の各方向に最適な地形が存在するとされ、四神相応の立地条件が重要視されています。
方角
四神相応とは、古代中国の思想に基づく風水の概念で、都市や建物の立地が四つの神聖な動物によって守られるように配置されるのが理想的とされます。
四つの神聖な動物は東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武の四神獣です。
それぞれが司る方角に置くと、悪霊を追い払いさまざまな福徳を授けてくれると伝えられています。
青龍は東を守る聖獣です。
東側には川や流れがあるのが理想とされています。
これにより、青龍が水を得て力を発揮すると考えられます。
白虎は西を守る聖獣です。
西側には道路や平坦な土地が広がるのが望ましいとされています。
白虎は平地を駆ける力を得ると信じられています。
朱雀は南を守る聖獣です。
南側には開けた広場や低地があるのが理想とされます。
朱雀は自由に飛び立つための広い空間が必要とされています。
玄武は北を守る聖獣です。
北側には山や丘などの高地があるのが良いです。
玄武は背後に安定した高地があると、守りを固めると考えられます。
ちなみに、徳川家康は江戸幕府を開くにあたり、四神相応を都市計画を都市計画に取り入れ、江戸の繁栄につながったと伝えられています。
建物の形状
マンションの外観も重要で、シンプルな四角い箱型が最良とされます。
上層階に向かうほど小さくなるピラミッド型も、特徴的ですが吉相です。
逆に、コの字型やL字型など凹凸のある建物は欠けとみなされ、とくに鬼門(北東)や裏鬼門(南西)が欠けている建物は注意が必要です。
なお、円柱型の建物はすべての方位が弱くなるとされ、風水的には好ましくありません。
この形状はエネルギーが分散してしまい、特定の方位に強いエネルギーが集中しないため、住む人々の運気が不安定になりがちです。
階数について
風水では「大地や樹木からのエネルギーが伝わる」とされており、マンションではなるべく地面に近い5階までの低層階が望ましいと考えられています。
さらに、陰陽五行の理論に基づくと奇数は陽、偶数は陰を示すため、陽である奇数階のほうが運気を引き寄せやすいとされています。
たとえば、3階や5階などの奇数階は、エネルギーがより活発に巡り、ポジティブな影響を受けやすいなどです。
これらの風水の考え方は、古代中国から伝わる知識に基づいており、現代においても多くの方々が取り入れています。
マンションの階層選びは、その建物全体の環境とも密接に関連しており、地面からのエネルギーや陰陽のバランスを考慮すると、理想的な住まい作りに役立ちます。
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風水的に良いとされる間取りについて
運気が上がる間取りは複数あります。
間取り
地形や建物と同様に、間取りについても長方形または正方形の四角い間取りが風水的に吉相です。
しかし、近年のマンションでは、建物の構造技術の進化やデザイン性の向上により、かつての団地のような四角い間取りは減少し、特徴的な形状のものが増えています。
そのため、欠けや張りが発生しやすくなっています。
とくに注意すべきは、鬼門(東北)や裏鬼門(南西)の部分に欠けや張りがある場合です。
これらの位置に欠けや張りがあると凶相となり、運気に悪影響を与えるとされています。
したがって、マンション選びの際には、できるだけこのような間取りを避けたほうが良いです。
具体的には、購入前に間取り図を確認し、鬼門や裏鬼門に欠けや張りがないかをチェックするのをおすすめします。
また、専門家に相談して、風水的に問題のない間取りを選ぶのも一つの方法です。
これにより、住まい全体の運気を良好に保ち、快適な生活環境を作成できます。
リビングの位置
家族運、健康運、仕事運を向上させるためには、リビングを家の中心に配置するのが重要です。
リビングが家の中心に配置すると、家族の気が集まり家族運がアップします。
昼間に太陽の自然光が差し込むリビングは、健康運と家族運の向上に繋がります。
また、リビングで仕事をする場合、自分の吉方位を向いてパソコンを置くと、仕事運がアップするようです。
さらに、観葉植物を部屋のコーナーやテレビの横に配置するのも風水的におすすめです。
観葉植物は気の流れを良くし、空間に活力をもたらします。
また、床をきれいに保つと、金運のアップに繋がるそうです。
清潔な床は良いエネルギーを引き寄せ、全体の運気を向上させる効果があります。
玄関
玄関は家の「すべての気の入口」とされ、風水でもっとも重要な場所の一つです。
玄関の方角によって住まいの運気が異なるため、玄関の向きは重要な要素です。
北玄関は、金運の向上、信用される、才能の発揮を意味します。
東玄関は、仕事運や対人関係の向上、家に発展をもたらす、です。
南玄関は名誉や人気の向上、家に華やかさをもたらします。
西玄関は金運の向上です。
ただし、汚れた玄関は逆効果といわれています。
南東の玄関がもっとも吉相とされ、逆に鬼門(東北)や裏鬼門(南西)の玄関は凶相とされています。
これらの方角にある玄関は、運気に悪影響を与える可能性がありますので、注意が必要です。
玄関の方角や清潔さなどを考慮し、家の運気を良好に保つために玄関を整えるのが大切です。
風水の知識を活かして、より良い運気を引き寄せる玄関を作りましょう。
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風水的に良くないマンションの対処法について
運気が下がってしまうマンションの特徴を2例お伝えします。
高層階
6階以上の中・高層階にお住まいの場合、地面から離れた立地にあるため、運気が良くないと言われます。
そのため、室内に観葉植物を配置して土や緑のパワーを補うのが重要です。
観葉植物は自然のエネルギーを取り入れ、居住空間に活気と調和をもたらします。
また、6階以上の中・高層階でも日当たりの良い住戸は、金運がアップすると言われています。
そのため、常に窓をきれいに磨き上げて、陽光のエネルギーを室内に取り込むよう心がけましょう。
清潔な窓は太陽の光を効果的に取り入れ、居住空間に明るさとポジティブなエネルギーをもたらします。
間取りの欠けについて
間取りに欠けがあるのは風水的に良くないです。
間取りが凸凹している状況では、面に対して3分の2以上の凹みが「欠け」、3分の1以下の出っ張りが「張り」として考えられます。
ただし、鬼門や裏鬼門を除く「張り」は通常吉相とされますが、問題は「欠け」の部分です。
欠けを補うためには、以下の対処方法があげられます。
3つありますが、1つは壁への鏡の取り付けです。
空間が広く見えるため、欠けを埋める効果があります。
2つ目は観葉植物の配置です。
土や緑のパワーで欠けを補い、浄化できます。
3つ目はライトの設置です。
光のエネルギーで欠けた部分の運気を補えます。
風水的に間取りの欠けは運気に悪影響を及ぼす可能性がありますが、適切な対策を講じれば、その影響を緩和できます。
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まとめ
マンション選びでは一般的に、間取りやアクセスを考慮しますが、風水では東西南北に適した地形があり、四神相応の立地が重視されます。
中・高層階の住戸は観葉植物や窓の清掃で運気を補うのが大切です。
間取りに欠陥がある場合は、壁に鏡を取り付けたり、観葉植物を配置したり、ライトを設置するなどの対処方法があります。
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