足が悪いなど遠出できない場合や、キャンプ場や河原まで出かけるのを面倒に感じられる方におすすめなのがベランピングです。
この記事では、ベランピングを楽しむにあたってのポイントを解説するので、マンションへの引っ越しを機にベランピングをお考えの方はお役立てください。
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マンションでも楽しめるベランピングとは?
ベランピングとは、ベランダとグランピングを組み合わせた言葉で、グランピングは、グラマラスとキャンピングを用いた造語になります。
近年では、ベランダでグランピングをおこなうのをベランピングと呼ぶようになりました。
グランピング
キャンプをするときには、テントを張ってバーベキューなどを楽しむのが一般的ですが、アウトドアレジャーは時代とともにおしゃれで華やかになっています。
かつては三角形の狭いテントが主流でしたが、テントの中は広く空調が良くなり、さらにオープンタープと呼ばれる日陰を作って優雅に過ごすようになりました。
また、バーベキューのメニューが多種多様化し、ディナーのようなメニューを楽しむ方が増えています。
キャンプの様相は様変わりし、キャンピングからグランピングへと移行しているのです。
ベランピング
庭が大きな一戸建てに住んでいる方は、自宅でグランピングを容易に楽しめ、外出せずにキャンプやバーベキューなどができ、家族団らんの素敵な思い出の時間を作れるでしょう。
マンションのベランダでグランピングをおこなうベランピングは、物を置けるのはベランダの広さに限られますが、それでも手軽に楽しめます。
チェアを置くなど、自宅にいる快適さとキャンプの非日常感を両立させられる点が魅力で、外出自粛の広がりも影響し、多くの方が優雅な時間を過ごしています。
テントの設営を省くと大幅に手間が減り、天候に左右されないなど、キャンプ初心者でも簡単に取り組める点がポイントです。
自宅なので、凝った道具は一切必要なく、重い荷物を運ぶ必要もなければトイレの心配もないため、小さな子どもがいても安心して過ごせます。
ベランピングとは、外出しなくても、手軽に優雅な時間を楽しめる身近なレジャーの一つと言えるでしょう。
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マンションでベランピングするときの注意点
キャンプ場や一戸建てでおこなう際には気にしなくても良いのですが、マンションの場合には、いくつか注意点があります。
マンションでは、においや音などに関して隣近所への迷惑にならないよう考慮するとともに、何よりも入居規約などを確認しなければなりません。
規約の確認
マンションのベランダは共用部になるため、入居者であっても好きなように利用できません。
ベランダの一部は避難通路に指定されているケースも考えられます。
消防法により、避難通路では避難の妨げになる行為は禁じられており、避難はしごや脱出口、蹴破り戸の付近には、たとえ一時的であっても物を置かないよう意識しましょう。
また、マンションの景観を損ねる行為も認められないのが一般的なので、注意が必要になります。
使い終わった物を置きっぱなしにすると防犯上の問題にも発展する可能性があるので、時間をおかずに片付けるのが大切なポイントです。
まずは、それぞれの建物によって入居規約などがあるので、ベランピングをしても構わないのかをオーナーや管理会社に問い合わせるようにしてください。
確認しないで規約違反をすると、注意を受けるだけではなく退去などのトラブルに繋がりかねません。
近所への配慮
一戸建てでも大きな声で騒ぐと近所迷惑になり、通報されるケースも起こり得ます。
マンションの場合は一戸建てと比べて、より一層、騒音問題に発展しやすいのが注意点になります。
マンションは隣との距離が近いため、近隣トラブルが起こりやすいのが実態です。
会話は、近隣の住宅に丸聞こえになる可能性が高く、とくに飲酒すると大声になりやすいので騒がないよう細心の注意を図らなければなりません。
ベランピングをする時間に気をつけ、とくに夜間の場合には静かに楽しむようにしましょう。
また、ベランダで火を使うことは消防法などの観点から規約において禁止されているケースが多くなります。
このため、料理はキッチンで作って運んでくるのが一般的で、料理によるにおいや煙がひどいと洗濯物ににおいがつくなど苦情に繋がるので、調理法やメニューを工夫しましょう。
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マンションでベランピングするときの便利グッズ
好みに合わせてベランダをコーディネートすると、雰囲気が良くなり楽しさが倍増するでしょう。
ここでは、最大限楽しむために、準備しておくと便利なおすすめグッズをご紹介します。
小さめのテント
スペースに限りがあるベランダでは、本格的なキャンプで使用するようなテントだと圧迫感を感じてしまうかもしれませんが、小さめのテントは雰囲気づくりに役立ちます。
選ぶときにはベランダに収まるサイズを必ず確認しましょう。
また、UVカット機能があるテントは日焼け対策に有効で、キャンプ気分を味わうにはうってつけのアイテムといえます。
レジャーシートやラグ
ベランダの床は硬いので、クッション性の高いレジャーシートやラグがあると、より快適に楽しめるでしょう。
ベランダの床に物を直接置くのは衛生的に気が引ける方でも、敷物があれば、テーブルよりも広く物を置くスペースが確保できます。
また、敷物のうえに寝転がるとリラックスできます。
敷物の代わりに、寝袋を広げて敷く方法もあり、寝袋は厚みがあるので座る際にも便利です。
テーブルとチェア
スペースに限りがありますが、キャンプ気分を味わうためには、折りたたみ式のテーブルとチェアは揃えたいグッズです。
ドリンクホルダー付きのチェアは省スペースになり、ちょっとしたコーヒーブレイクの時間を楽しみやすくなります。
シェードやタープ
ベランピングをするときには、外からの視線が気になる方もいるでしょう。
パラソル型のシェードは、おしゃれなカフェのように装飾でき、UVカットのモデルは日焼け対策に効果が期待できます。
キャンプ用のタープは撥水加工が施されているものが多く、目隠しとともに雨よけの機能も果たします。
窓に挟むだけで設営ができる商品もあり、カラーやデザインが豊富なので、好みのアイテムでベランダを演出してください。
LEDランプ
LEDランプのランタンは火を始末する必要がないので、安心して時間を過ごせます。
ただし、強風などで落下しないよう重しを乗せるなど置き方を工夫しましょう。
卓上グリル
炭火は特有のにおいや煙があり、トラブルに繋がりやすいので避けることをおすすめします。
その点、卓上グリルは火事の心配もなく、置き場所に困らないので便利です。
DIYで一工夫
人工芝やウッドパネルなどを使って床を改造する方法もあります。
人工芝のシートを広げるだけでも雰囲気が変わり、使わない時は丸めるだけで片付けられるので便利です。
ラティスを立てると目隠しになるとともに、LEDランプを下げれば雰囲気が盛り上がるでしょう。
鍋や食器
家で普段から使っている食器を使っても構いませんが、キャンプ用のものを使うとアウトドアの雰囲気をより一層楽しめます。
アウトドア感の出る食器の代表例は、ダッチオーブンやスキレットです。
ダッチオーブンとは、重量感のある金属製の鍋で、蓋の上に炭をのせるとオーブンのように使うことができ、重量を生かして圧力鍋のようにも使える万能なアイテムです。
スキレットは、ハンドルまですべて鉄で作られているフライパンで、オーブンでも使用できます。
そのままテーブルに出すだけで、キャンプの雰囲気を感じられるでしょう。
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まとめ
ベランダの広さに限りがあるマンションでも、自宅で手軽にベランピングをして優雅な時間を過ごせると暮らしに豊かさを感じ、リラックスできるでしょう。
ただし、建物によって入居規約などで認められないケースもあるので、ベランピングを希望する際には引っ越し前に確認し、お気に入りの物件を見つけてください。
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