リノベーションを検討し始めても、何からどのようにおこなえば良いのか、わからない方も多いでしょう。
全体の流れを知ってから取り掛かると、時間のロスを減らし、費用の節約にもつながります。
リノベーションの流れや期間、注意点を解説しますので、理想の家づくりをする際の参考にしてください。
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リノベーションの流れ「物件探しから購入まで」
全体の流れは、物件を購入して設計プランと見積りができたら、施工となります。
期間は半年から1年ほどと考えておくと良いでしょう。
中古住宅をリノベーションする場合は、もととなる物件探しも重要です。
予算を決めて物件を探す
まずはリノベーションする住宅の購入予算を決め、ローンの返済ができる範囲内で物件を探しましょう。
予算以上の住宅を購入すると、あとからお金のやりくりが苦しくなる可能性もあるので、予算以内に収める必要があります。
予算が決まったら、不動産会社を決めて予算内の物件を紹介してもらいましょう。
ワンストップ・リノベーション会社なら、不動産仲介機能がありながら、リノベーション工事まで一括で依頼できるのでおすすめです。
気になる物件を内見し、購入する住宅を決めるまでの期間は、1週間ほどで決まる方もいれば3か月ほどかけて決める方もいます。
住宅ローン事前審査と売買契約
住宅ローンを正式に組む前に、金融機関に最小限の情報を提供し、ローンの借り入れが可能か事前審査を申し込みます。
住宅を購入する意思があっても、ローンが借りられないと、売買契約を交わせません。
事前審査にとおって初めて、買主は売買契約の席に着くのです。
事前審査の期間は1日から1週間程度です。
ただしローンを利用せず現金一括で購入する場合は事前審査は必要ありません。
事前審査にとおると、1週間から2週間後に売買契約をおこないます。
売主は不動産の権利を買主に移し、買主はその代金支払いの約束を、書面で交わします。
売主側の不動産会社が契約書を作成し、売主・買主とそれぞれの不動産会社が立ち会いのもと契約締結です。
売買契約の内容はしっかり確認しておきましょう。
また、このタイミングで手付金として、物件の5%から10%を支払います。
物件を購入する
事前審査にとおって売買契約を交わしたら、住宅ローンの本審査です。
金融機関に複数の書類を提出し、事前審査より詳しく審査するので1週間から2週間の期間を要します。
最初に選んだ不動産会社がサポートしてくれますので、金融機関から求められた情報を開示し、確認事項には事実を正直に伝えましょう。
本審査を無事にとおると、住宅ローンの金利や返済期間が決まり、金融機関と住宅ローンの契約を結びます。
そのあと、買主・売主・不動産会社・司法書士が集まり、決済をします。
税金や司法書士報酬など物件の8%から10%程度の諸費用が発生するため、現金を用意しなければなりません。
決済・引き渡しで、物件の購入が完了です。
本審査から引き渡しまでの期間は1か月程度をみておくと良いでしょう。
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リノベーションの流れ「設計」
住宅の購入ができたら、いよいよ設計です。
理想の暮らし方や趣味のスペースなど、これから作る新しい家の打合せは楽しみの1つです。
理想を形にする作業の繰り返しは大変だと感じる場面もありますが、憧れの家づくりを楽しみましょう。
ヒアリングと現地調査
設計士は施主の希望にあった家づくりのために、ヒアリングを入念におこないます。
家族構成や趣味、将来どのような暮らしをしたいのかなど、さまざまな観点でヒアリングして設計に組み込むのです。
設計士との打合せでは、理想の暮らしやデザインなど要望を具体的に話すと良いでしょう。
好みのデザインや雰囲気がわかる写真を見せて、情報共有するのもおすすめです。
またリノベーションする家の現地調査をし、設備関係・竣工図の確認や採寸、写真撮影などをおこないます。
そしてヒアリングと現地調査の結果から考えたプランを設計士が提案するのです。
初回プランに対して、家事動線や趣味の空間設計など施主の考えをフィードバックすると、また設計士がプランを考えます。
フィードバックとプランの再考作業を最終プランまで繰り返しましょう。
見積り作成
プランができ上がってきたら、見積もりを作成します。
すべての希望を叶えるプランが予算内に収まるケースは多くありません。
設計士が提案するプランのなかで、優先順位をつけて資材や部品などを取捨選択し、予算内に収まるよう調整します。
プランや見積もりの段階で、リノベーション後のスケッチやCGを用意してくれる業者もあるため、完成をイメージしながら考えましょう。
あらかじめ優先順位を決めておくと、費用をかける部分をどこにするか考えやすくスムーズです。
最終プランと見積もりが作成できたら、施工業者と契約書を結びます。
業者との認識違いが起こらないように、契約内容はよく確認しましょう。
設計にかかる期間
不動産売買契約を結んだら、早めに打合せをするのがおすすめです。
売買契約から約1か月後に決済が完了するとローン返済が始まるので、現在住んでいる家賃との二重払いとなります。
二重払い期間を短くするために、打合せを早く始めて設計を進めておくと、施工も早く始められるでしょう。
打合せを始めてから、最終プランができるまでの期間は1か月から2か月程度です。
見積もり作成も含めると、設計には2.5か月から3か月ほどの期間を要するため、できるだけ早く始めるのがおすすめです。
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リノベーションの流れ「施工」
プランと見積りが完成したら、施工準備をしてから工事が始まります。
工事終了後は、施工会社の検査に合格すると引き渡しとなり、無事にリノベーション終了です。
工事準備と工事
施工準備として、管理組合への申請や近隣承認を施工会社がおこないます。
施工会社は業者として近隣住民に工事前の連絡をおこないますが、近隣住民としては業者が連絡に来るより、将来のご近所さんが挨拶に来るほうが良い印象が残ります。
施主から話をした方が話がスムーズに進む場合が多いので、業者と話し合い可能な範囲で対応すると良いでしょう。
許可がおりたら、いよいよリノベーション工事の開始です。
リノベーションでは残す部分と、新しくする部分があるので、解体作業も丁寧です。
エアコンやスイッチを動かす場合は電気工事を、トイレや水回りの位置を変更する場合は配管・排水工事をおこないます。
そのあと、壁や床の下地工事をして、壁・床・天井など内装工事まで進むと完成に近い状態です。
最後にユニットバスやトイレ・キッチンの設備を導入し、完成です。
工事は最終プランにしたがっておこなわれますが、竣工図と実際の状態が異なると、プランどおりにいかない場合があります。
再度プランを練り直したり、その場で対応策を出したりしながら工事を進めましょう。
検査と引き渡し
工事が完了したら、施工会社による検査がおこなわれます。
すべての検査のチェック項目を満たすまで、問題が見つかれば、工事のやり直しです。
工事が完了したら、立会い確認をして、確認書にサインをして引き渡しです。
リノベーション工事が終了し引き渡されたあとに問題が見つかった場合は、直ちに施工会社に連絡をしましょう。
アフターフォローについては契約によって異なりますが、契約内容に基づき対応されるはずです。
工事から引き渡しまでの期間は2.5か月から3か月程度となります。
プランどおりに工事がいかない場合や、検査で引っかかった場合など、工期が伸びる可能性も考慮しておくと安心です。
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まとめ
予算内の物件を購入したら、設計に早く取り組んで、ローンと家賃の二重払い期間を短くするのがおすすめです。
満足のいく家づくりのために、設計の要望は具体的に伝え、優先順位に沿って見積もり作成しましょう。
工事から引き渡しまでは3か月程度ですが、工事や検査で時間がかかることもあるため、余裕を持って1年と考えるのが安心です。
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