庭付きの一戸建てを購入して、犬を飼いたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
庭にドッグランがあると、犬の運動不足が解消され、また飼い主も施設まで移動せずに済むというメリットがあります。
そこで今回は、一戸建てを購入して犬を飼おうとお考えの方に向け、ドッグランをDIYする方法を解説します。
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庭にドッグランをDIYする方法:フェンスの選び方
一戸建ての庭にドッグランをDIYする場合、犬が脱走しないようフェンスや柵の設置が必要です。
しかしフェンスにもさまざまな種類があるので、どれを選べば良いかわからないという方も多いでしょう。
フェンスを選ぶ際は、素材・形状・高さに注目すると、愛犬に適している種類が見えてきます。
フェンスの素材
一口にフェンスといっても、アルミ製やスチール製、木製、樹脂製など、その素材は多岐にわたります。
このうち、庭にドッグランをDIYする際は、スチール製やアルミ製のフェンスがおすすめです。
スチールやアルミは木や樹脂よりも頑丈で、基本的にメンテナンスも必要ありません。
木材はデザインに暖かみがあり安価で入手できますが、劣化が早いというデメリットがあります。
劣化が進むと犬が噛んで壊してしまう恐れもあるので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
一方で樹脂製のフェンスは、耐久性が高く汚れも付きにくいものの、柔らかいため犬にかじられやすい点に注意が必要です。
庭の雰囲気と合わせたいなど飼い主の希望もあると思うので、まずはホームセンターなどで実物を確認してみると良いでしょう。
フェンスの形状
フェンスの素材が決まったら、次に形状を選びましょう。
目隠しフェンスや縦格子状のフェンス、メッシュフェンスなど、形状にもさまざまな種類があります。
メッシュフェンスはできるだけ網目を細かく、縦格子状の場合は格子間隔が狭いタイプを選びましょう。
ペットがほかの犬を見て吠えそうな場合は、周りからの視線を遮る目隠しフェンスがおすすめです。
ただし、風の影響を受けやすいため、基礎を強固にしたり隙間を開けて風を逃がしたりといった工夫が必要です。
フェンスの高さ
フェンスの素材と形状を選んだら、最後に高さを決めましょう。
必要なフェンスの大きさは、ペットの種類や大きさなどによって異なります。
子犬のうちは十分な高さであっても、成長するにつれて高さが不足する場合もあります。
どのくらい成長するか予測できるのであれば、大きさを想定してフェンスの高さを決めるのがおすすめです。
また、フェンスと地面の間に隙間があると、犬が穴を掘って脱走する恐れがあるため、なるべく隙間は小さくしましょう。
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庭にドッグランをDIYする方法:舗装材の選び方
庭にドッグランをDIYする際は舗装材も重要です。
アスファルトのような固い舗装だと、肉球の怪我や足腰の負担につながります。
土のままでもドッグランとして活用できますが、舗装材にこだわると犬がより快適に過ごせるでしょう。
ここでは、ドッグランにおすすめの舗装材を解説します。
天然芝
ドッグランの舗装材でもっとも多く利用されているのが、天然芝です。
天然芝の種類としては、ティフ・ブレアやリビエラ、ムーンライトなどが挙げられます。
表面温度が上昇しづらいため、ペットの熱中症予防にもつながるでしょう。
またクッション性が高いことから、犬の足腰の負担を軽減できる点もメリットです。
デメリットとしては、メンテナンスに手間と費用がかかる点が挙げられます。
人工芝
天然芝の定期的なメンテナンスがむずかしいという場合は、人工芝を検討しましょう。
人工芝とは、ポリエチレンやウレタンなどの樹脂からできた芝生のことです。
天然芝と同様にクッション性に優れており、メンテナンスも必要ありません。
ただし天然芝に比べると熱の吸収性が低く、また初期費用がかさむというデメリットがあります。
夏場にペットを遊ばせる場合は、熱中症対策を忘れずにおこないましょう。
ウッドチップ
ウッドチップとは、スギやヒノキ、松などの木材をチップ状にしたものです。
クッション性が高いため、ドッグランの舗装材として敷き詰めると犬の足腰への負担を軽減できます。
また木材ならではの消臭効果を得られる点もメリットです。
ただし経年により割れやすく、割れた木材で犬が怪我をしてしまう恐れがあります。
入れ替えや補充など、定期的なメンテナンスが欠かせません。
ゴムチップ
ゴムチップとは、ウレタンなどの樹脂製のゴムを砕き、舗装材として使用する方法です。
クッション性が高く滑り止めの役割も果たすため、公園や保育園などにも導入されています。
子犬や走り回るのが大好きな犬に、とくにおすすめの舗装材です。
ただし夏場は表面温度が上がりやすいため、犬が火傷をしてしまう恐れがあります。
また、ほかの舗装材に比べるとコストがかかるという点もデメリットの1つです。
タイル
近年は、汚れにくく滑りにくい高性能なタイルが多く存在します。
タイルを敷いた部分には雑草が生えなくなるため、管理の手間を省ける点もメリットです。
ただし、ゴムチップや人工芝と同様に、夏場は表面温度が高くなってしまいます。
また、ほかの舗装材に比べると固いので、犬が滑ったり怪我をしたりする可能性もあります。
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庭にドッグランをDIYする方法:設備の選び方
「せっかくDIYするなら、愛犬が快適に過ごせるようにしたい」と考える方は多いでしょう。
最後に、ドッグランでペットが快適に過ごすために必要不可欠な設備をご紹介します。
足洗い場
ドッグランで遊び終わった後すぐに足を洗えるよう、庭に足洗い場を作っておきましょう。
足洗い場がないと、わざわざお風呂場や洗面所まで足を洗いに行かなければなりません。
足洗い場を設置するスペースがない場合は、水栓を付けておくと良いでしょう。
混合水栓にしておくと庭でもお湯が使えるため、冬場でもストレスなく足を洗えます。
また、水栓があるとペットの水飲み場としても利用できるので、熱中症対策にも効果的です。
ただし水道が関わる工事に関しては、DIYでできるものとできないものがあります。
リフォーム会社やハウスメーカーなどに相談して、無理のない範囲でのDIYを心がけましょう。
日よけスペース
日よけスペースも、ドッグランに欠かせない設備の1つです。
近年は真夏日を超える日も多いため、途中休憩を入れて熱中症対策をする必要があります。
その際に日よけスペースがないと、休憩のたびに足を洗い流して部屋の中に入らなければなりません。
日よけスペースがあれば、すぐに休憩できるのでペットも飼い主もストレスなく過ごせるでしょう。
日よけスペースは、テラス屋根やオーニングの設置で確保でき、雨除けとしての役割も果たします。
ご自身で設置するのがむずかしい場合は、日よけスペースのみ業者に依頼するのも良いでしょう。
また、イスやテーブルを置けば、家族団らんのスペースとしても活用できます。
なお、庭にドッグランをDIYする際の費用は、10万円から30万円程度が目安です。
自分好みにアレンジできる点が魅力のDIYですが、こだわりすぎると費用がかさむ点に注意しましょう。
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まとめ
一戸建ての庭にドッグランをDIYする際は、フェンス・舗装材・設備の見極めが重要です。
なかでも舗装材は、愛犬がドッグランで快適に過ごすために重要な要素なので、慎重に検討する必要があります。
熱中症対策として日よけスペースや水飲み場などの設備も必要ですが、DIYが難しい場合は業者に依頼することもご検討ください。
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