新築物件を購入するよりも低予算で、理想の住まいが叶うのがリノベーションの魅力です。
しかし、購入したマイホームに、どのくらいの費用が必要か、気がかりではないでしょうか。
この記事では、工事に必要な予算の目安や、節約できるポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東海市の売買戸建一覧へ進む
リノベーションに必要な費用の目安
リノベーションに必要な費用は、選ぶ設備のグレードやデザインによって大きく上下します。
建物の状態によっては、追加予算が必要になる場合もあるでしょう。
価格の上下に影響するものを把握すれば、優先順位をつけやすいです。
また、マンションか一戸建てかでも、かかる費用の目安が違うので参考に検討してみてください。
リノベーションの費用に影響するものとは?
リノベーションに必要な費用は、さまざまな要因が影響して上下します。
たとえば、物件の広さです。
施工面積が広ければ、その分建築資材や設備費がかかり、作業量が増えるため職人の工賃も上がります。
また、内装のデザインも価格に大きく影響するところです。
たとえば、水回りを移動する工事の有無によって、必要な金額が違います。
浴室やキッチンは、選ぶ設備のグレードによっても、価格が大きく上下するでしょう。
マンションの場合には、階層によって金額に差が出る場合があります。
高層階の物件では、資材運搬にかかる手間によって、必要経費が上がる傾向があるからです。
マンションリノベーションでかかる費用の目安
マンションリノベーションの相場は、1㎡あたり15〜20万円です。
たとえば、専有面積が60㎡の物件をスケルトンリノベーションするなら、900〜1,200万円が目安になります。
スケルトンリノベーションとは、部屋の構造体だけを残して解体し、内装や設備を一新する方法です。
フルリノベーションやフルリフォームと呼ばれる場合もあります。
ただし、設備や資材をグレードアップすれば、価格も上がります。
高機能な設備を備えたシステムキッチンや、床にこだわった無垢材のフローリングなどのハイグレードなものを選べば、その分費用もかかるでしょう。
一戸建てリノベーションでかかる費用の目安
一戸建てをリノベーションする場合の相場は、ケースバイケースです。
建物の構造や規模、築年数によって相場に大きな幅があります。
一戸建ての住宅をスケルトンにしてリノベーションする場合には、2500万円以上の予算が必要になる可能性もあるのです。
ただし、外壁や屋根の更新、大きな間取りの変更などがなければ、800万円程の予算で可能な場合もあります。
水回り設備の入れ替えや、床や壁などの内装、間取りの変更などを希望する場合には、1,500万円程度の予算を想定すると良いでしょう。
ただし、一戸建ては建物の状態によって、追加工事が必要になる場合があります。
壁や床などを解体してみて、思った以上に劣化が進んでいると、修理が必要になるからです。
そのため、ある程度余裕をもって予算を用意しておくのをおすすめします。
▼この記事も読まれています
こどもエコすまい支援事業を利用して新築一戸建てを購入!概要や流れとは
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東海市の売買戸建一覧へ進む
リノベーションに必要な予算の立て方
あれもこれも希望をかなえたい!となってしまいがちなのが、リノベーションです。
しかし、ほとんどの方の予算には上限があり、工夫しながら進めていかなければなりません。
上手な予算の立て方は、優先順位を決めてメリハリをつけるやり方です。
また、工事費以外にかかる金額を、あらかじめ把握しておくのも重要なポイントです。
優先順位を明確にさせる
リノベーションでは、予算をかけるところの優先順位を明確にさせるようにしましょう。
なぜなら、リノベーションは自由度が高いため、かなえたい希望が多くなりがちで、まとまらない可能性があるからです。
もし予算を気にせずに、好きなだけかけられるなら、あれもこれも希望を詰め込んでもかまいません。
しかし、ほとんどの方は、決まっている予算の範囲内で、理想の住まいに近づけるしかありません。
たとえば、希望する箇所を3つに分けてリストアップしてみるのはいかがでしょうか。
「必ず取り入れたい設備や工事」「無理なら妥協できる設備や工事」「余裕があれば取り入れたい設備や工事」のどれかに、分類してみてください。
優先順位が明確になると、予算内で取捨選択しやすくなるでしょう。
工事以外にも費用がかかる
リノベーションにかかる費用は、工事費だけではありません。
たとえば、中古物件の購入とリノベーションをあわせておこなう場合には、物件購入やローンの融資に手数料がかかります。
また、火災保険料や登録免許税(登記費)、司法書士への報酬も発生します。
これらの諸費用は原則、現金で準備しなければなりません。
そのほかにも家具や家電類、カーテンなどを購入する費用も必要です。
諸費用もあらかじめ見積もっておくのが、失敗しない予算の立て方といえるでしょう。
二重払いになる期間がある
リノベーションでは、ローンと家賃の支払いが重なる、二重払いを考慮しておかなければなりません。
たとえば、賃貸物件にお住まいの方が中古住宅を購入して、リノベーションする場合です。
工事が始まってから、完了して入居できるまでの期間は、二重払いになります。
もうひとつは、現在お住まいの家を、ローンを利用してリノベーションする場合です。
工事が完了し入居できるまでは、賃貸物件やマンスリーマンションなどを利用するようになるでしょう。
どちらの場合にも、二重払いの期間が発生します。
工事にかかる期間は、約3〜5か月です。
この期間の家賃負担も考慮したうえで、資金計画の立て方を決めると良いでしょう。
▼この記事も読まれています
建売住宅と注文住宅の違いとは?向いている方の特徴も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東海市の売買戸建一覧へ進む
リノベーションの予算を抑えるおすすめの方法
限られた予算のなかで、できるだけ理想に近づけるためには、工夫が必要です。
価格を抑えるコツや、ポイントを抑えて、かしこくリノベーションすると良いでしょう。
既存の間取りを活かそう
費用を抑えるには、今の間取りを活かす方がおすすめです。
大幅な間取り変更のプランは、どうしても高額になります。
できるだけ、今の間取りを活かしたり、建具を再利用したりすると、費用の節約になるでしょう。
建具の再利用では、シートを貼ったり、金具を変えたりするだけでも、大きく印象を変えられます。
設備や素材のグレードを見直そう
費用のなかでも大きな割合を占める、水回りの設備や床材などは、節約可能な部分です。
たとえば、同じメーカーのシステムキッチンでも、グレードによって大きく価格が上下します。
さまざまなオプションは、優先順位をつけて、必要かどうか見極めましょう。
床材では、無垢材のフローリングや天然石が高額になります。
本物の素材は、高級感や満足感が得られる分、コストも高いです。
予算オーバーになりそうな場合には、空間ごとの使い分けがおすすめです。
たとえば、家族が過ごす時間が長いリビングには無垢材のフローリング、2階やそれぞれの居室はグレードを落とした複合フローリングを採用すると、節約できます。
施工会社の得意分野を知ろう
施工会社には、それぞれ得意分野があります。
「デザイン性が高く、おしゃれなマンションを得意とする会社」や「古民家や和風建築が得意な会社」「安価で小回りが利く一戸建てを得意とする会社」などです。
施工会社の得意とする分野では、デザインや施工にノウハウがあるため、失敗しにくいです。
また、それぞれの得意分野に合う依頼をする方が、費用だけでなく仕上がりの満足度も高くなるでしょう。
補助金や減税制度を活用しよう
リノベーションを検討する際には、国や自治体の補助金制度が使えます。
改修や工事の種類によって、さまざまな補助金があります。
たとえば、断熱などの省エネ改修、子育て世帯のリノベーション、バリアフリー工事などが対象です。
ただし、適用できる物件の種類や募集時期は、制度によって異なるため、施工会社や自治体に確認しましょう。
▼この記事も読まれています
共有名義で不動産を購入するメリット・デメリットについて解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東海市の売買戸建一覧へ進む
まとめ
リノベーションに必要な費用は、建物の種類や状態によって異なります。
また、選ぶ設備や材料のグレードによっても上下します。
限られた予算のなかで理想をかなえるには、優先順位と取捨選択がポイントになるでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東海市の売買戸建一覧へ進む